NHK朝ドラ「ごちそうさん」ネタバレあらすじ 第9週(53話)
2013年11月29日放送分
ごちそうさん 9週 あらすじ 53話『君をあいス』
いよいよ新装開店の前日。
みんなで前夜祭をやることに・・
できたー!!と室井がなにやら原稿をもって
2階から降りてくる。
「室井幸斎作曲!”焼氷の歌”!!」
「う・た?」
「明日ねビラを配りながら歌うの」
と桜子が言う。
「誰が歌うの?」
「もちろん、あなたです!!」
希子が以前歌った時、とてもきれいな声
だったのを桜子はしっかり覚えていたのだ。
「でも無理よ!だって希子ちゃんは人見知だし、
大っきい声も出せないし・・」
粘る桜子だったが、め以子の説得で何とか
思いとどまった。
ええええーーー!
め以子と、室井は更にビックリする。
実は桜子、人並み外れた音痴だったのだ。
「目立てばいーんだから~」と本人は
深く考えていないようだった。
一方、悠太郎はその頃・・
黙々と和枝の作った夕飯を食べていた。
「出て行きはってもう7日です・・」
「どないしはるつもりでっか?」
「明日籍を外す話をするんで、
少しまってもらえますか?」
「そうって・・籍入れてたんかいな!」
驚く和枝。
「姉さんの言うとおり合わない場所に縛り付けて
おくのも殺生ですから・・」
「この家に来たのが間違いだったんです!」
悠太郎の言葉を聞き、安心したかのように
和枝はほくそ笑む。
そして翌日・・
「おう、通天閣!一緒に飯くわへんか?」
市役所の部屋を出たところで悠太郎を
呼び止めたのは源太。
源太はめ以子と何もないということを
しらしめるため染丸といっしょだった。
「お前ち~と、ケツの穴
小さすぎひん?」
「め以子に、ワシに会うな師匠に会うなって・・」
源太はわざと悠太郎を挑発するが乗ってこない。
「先日あなた達と一緒のめ以子を見ましたとても楽しそうで。
もう自由にしてやろうと思ってます。そのほうが幸せ・・」
「かっこつけんなや!!お前
めっちゃかっこ悪い男やろ!」
「ええかげんそのカッコつけやめ~よ」
「わかったふりすんのやめて、あいつとちゃんと向き合え!」
「あいつにおお前の思ってることちゃんとぶつけてわかってもらえ」
「いいましたよ・・」
「お前が言うたんは何があったかだけやろ?」
「それをお前がどない感じて、師匠を許せへんのか
気持ちが全然わからへんねん!」
「・・・き、嫌われないでしょうか?」
「はぁ~~?」
「かなり女々しい話しやとおもうんで」
「それでアカンかったらそれまでやろ」
「どうしょうもないとこも、好いてやれへん
かったら・・・」
「どの道続かへんやろ・・」
源太はそう言うと染丸を連れてさってしまう。
その頃め以子たちは四苦八苦していた。
桜子の歌のせいでお客は集まるどころか
遠のく一方・・
通行人は耳をふさいで小走りに去っていく。
それを見た希子はいても立ってもいられない。
自分のために今まで尽くしてくれため以子の事
脳裏に思い出される。
今日も一日中氷を触ってしもやけだらけ。
それでも元気ににっこり笑っているめ以子。
なんて自分は情けないんだ。
何とかみんなの役に立ちたい・・
希子は勇気を振り絞って震える声で
商店街で歌い出す。
「馬介印の焼氷~♪
氷のお山に白帽子~
パッと火が着きゃ
こんがり焼けて~♪」
すると、希子の美声に釣られ徐々に人が集まりだす。
悠太郎が市場にやってきた時には人だかりで
店に近ずけない程になっていた。
その中心には希子が。悠太郎は目を疑った。
あの希子が人前で気持よさそうに歌ってる・・
悠太郎に希子が気づくと、ビラを渡して
店に行くように目で合図する。
希子のうたのお陰で店内は大忙しになった。
やがてお客がみんな帰り店じまいしようとした
その時、店のドアが開いた。
「今日は、お終いなんです・・」
と言いかけ、ふと先を見るとそこに
立っていたのは、なんと悠太郎だった。
- ごちそうさん第9週(54話)あらすじはここ⇒『つづきを見る』
■ごちそうさん あらすじ シーンまとめ 動画53話