NHK朝ドラ「花子とアン」ネタバレ第5週30話
2014年5月3日(土)放送予定分
花子とアン ネタバレ あらすじ 30話 『波乱の大文学会』
客席は満員御礼です。友達だから復讐を手伝うというはなのことばは、蓮子の胸に響きました。
開演を前にして、蓮子ははなに一度結婚して、つらい思いをして離縁した過去を打ち明けます。
生きていてもしょうがないという蓮子の気弱なセリフを遮り、勇気づけようとするはな。
「あなたは空っぽなんかじゃない!」
しかし話の途中で舞台の幕が上がりました。
意外にもはなの言葉のお陰で蓮子はすっかり落ち着いていました。
「父が考えているのは、キャピュレット家のことだけ」
客席の葉山侯爵を睨みつけ放ったジュリエットのセリフが、まるで蓮子の心の言葉を代弁しているかのようでした。
それがわかったのか葉山伯爵は不満気な顔でしたが、客席は拍手喝采の大盛況。まっさきに大きい拍手を送ったのは、富山でした。
そんな富山のもとを茂木が訪れる。
「良いお芝居でしたね~あなたのジュリエットも素晴らしかったけどね」
「でも・・私を舞台で見初めたあの人は愛を貫いたロミオとは大違いでした。そんなことのためにロミオとジュリエットを避けてたなんてバカみたいですね」
はなたちのロミオとジュリエットは、閉ざされた富山の心も次第に溶かしていったのだった。
舞台終了後、はなはジュリエットを演じきった蓮子にねぎらいの言葉をかけます。
学校を去る葉山伯爵の姿を目にしたはなは、蓮子のためにある復讐を申し出ます。
「わたしいいこと考えました!復習してやりましょうよ(^_^)」
「・・・」
それは、葉山伯爵の背中にいたずら書きをした紙を貼り付けることでした。
葉山伯爵はそれに気づかず、周りから笑われている理由も理解できないままうろたえています。
「誰ですかーーこんなことしたのは!」
逃げ出すはなと、蓮子を見た女教師綾小路が激怒してる。
「逃げますよ、蓮子さん!」
その様子を見て、はなは蓮子の手を取り朗らかな笑顔を浮かべて二人そこから走り去るのでした。
女学校近く路面電車に乗り込んだ2人は、かおを見合わせ子供のようにケラケラ笑い出した。
そして、はなは蓮子に今まで言いたかった一言をついに口にする。
「蓮子さん・・私の腹心の友になってくれませんか?」
「ええ!」
そして呼の時初めて2人は心から分かり合える「腹心の友」になったのだった。
■花子とアン 出演 キャスト
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,賀来賢人,黒木華,土屋太鳳,窪田正孝,ともさかりえ,浅田美代子,仲間由紀恵,那須佐代子ほか
花子とアン,ネタバレ30話 画バレ
花子とアン30話 感想
無事に終わってよかった、ロミオとジュリエットーーー!
なるほど、ジュリエットのセリフが蓮子の言葉としてストンと胸に落ちたから、出演を続けたのかもしれませんな。
それにしても伯爵への、イタズラが痛すぎる・・(^-^;
プライドの高そうな伯爵だから、気づかれたらどんなお咎めが…とハラハラしましたが、気づかれることなく復讐大成功。
すっかり蓮子の事情がわかって感情移入してたので、私もスッキリしました。
こうして親友になった2人が、来週はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
一度大っきい喧嘩したことある人が、意外に親友になったりするもんなんですよね~(^_^)
【4/18感想】
はなとの、家族とのギャップが見ていて辛いです。
思わず真実を言ってしまった朝市は悪くないし、そこから矢も盾もたまらず働き口を探しに行ったはなも悪くないけれど・・・
こうした身分格差があった頃のお話は、今とぜんぜん違うから悲しくなってしまいますね。
でも、兄は多分わざとはなにつらくしていて、そんな無愛想さもはなにはきっとわかって、はなは家族の夢を背負って、一家の希望として頑張ることを新たに決意しました。
居場所を探して居心地悪そうだった最初の家の中と比べて、はなの表情も明るくなって一安心です。
朝市、しれっとジェントルマンですし、今後に期待ですね!
- 花子とアン ネタバレ あらすじ 31話 ⇒「すすむ」