NHK朝ドラマ「まれ」ネタバレ 59話(10週)
2015年6月5日(金)放送予定分
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「まれ」あらすじ【59話】
せっかく雑誌の取材に来てもらうも、態度
が気に入らないと追い返してしまったマシ
ェリ・シュ・シュの面々。しかし、
このままではどうにもなりません。
思案の挙句希は、もう一度徹に頼みます。
「もういっぺんたのんでま、雑誌の取材」
「もう無理だよ。あのね、あの取材に
来てくれた人ね、坂本さん、もうカンカン
に怒っちゃってさ‥
うちの会社との関係まで危うくなりかかっ
たんだから。契約解除されたらどうしてくれるのよ」
頼みの徹にも断られ半ば諦めていたまれ。
そんな話の真っ最中に、徹の携帯に電話が
かかってきました。
それは、何と坂本本人からだった。また
苦情の電話と察知した徹は丁重に電話に出た。
「失礼の数々、お怒りは重々承知でござい
ますが、契約解除だけはなにとぞ…
え?テレビ?」
おどおどした徹とは反対に坂本の声は
なぜか明るかった。
何とテレビに出て欲しいと言い出した。
「調べたら、あのシェフって、その道じゃ
有名な本物の巨匠だったんですね。
知り合いのテレビ・プロデューサーに
話したら『その人マジ痛くて笑えるね』
ってことになって。
実にテレビ向きだから、ぜひ番組に
出てほしいって言うんですよ^^」
いわゆる料理対決番組出演の依頼だった。
「料理の巨人」的な番組にに出演して
ほしいと言うのだった。
「対戦相手は新進気鋭の若手パティシエ
西園寺一真。よくマスコミにも出ている人
です。
売り出し上手のスターパティシエ対
マスコミ嫌いのベテランパティシエの
対決!盛り上がりますよ~これは!」
電話を切るなり、徹と希は顔を見合わせま
した。
「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
「一発逆転奇跡のホームラン!」
早速大喜びで、大悟に報告するまれ。
しかし、当の大悟はいつもの調子。
「菓子作りは見せ物じゃない」
「何言ってるんですか、コンクールと
同じような物じゃないですか」
希は、チャンスを逃すまいと大悟を説得。
しかし、大悟は‥
「お前は馬鹿か!一緒にするな。料理番組
を気取った素人審査員の舌なんか信用できん」
そこに信用金庫の男・鶴巻とその上司も
やって来て言います。
「借金を返すにはテレビ番組に出て賞金の
2百万円を獲得するしか無いですよ!」
それでも大悟が渋っていると、今度は
輪子が、とある雑誌の記事を読み始めました。
それはあの坂本が書いた
マシェリ・シュ・シュについての記事。
西園寺が大悟の事を『過去の栄光』と、
さんざんこき下ろしています。
「何だとーー!食いもしねえで!」
とたんに大悟は顔色を変え怒りを
あらわにしだします。
「よし、出るぞ!テレビ対決だ!
コテンパンに叩きのめしてやる!」
「ホントですか?そう来なくっちゃ!」
ようやくやる気を見せた大悟に、居合わせ
た一同は沸き立ちました。
■まれ10週 出演 キャスト
津村希(土屋太鳳),津村徹(大泉洋),津村藍子(常盤貴子),津村一徹(葉山奨之),桶作元治(田中泯),桶作文(田中裕子),蔵本浩一(篠井英介),寺岡真人(塚地武雅),角慎一郎(ガッツ石松),蔵本はる(鈴木砂羽),寺岡久美(ふせえり),小原マキ(中川翔子),紺谷弥太郎(中村敦夫),紺谷博之(板尾創路),紺谷圭太(山崎賢人),蔵本一子(清水富美加),寺岡みのり(門脇麦),角洋一郎(高畑裕太),二木高志(渡辺大知)
■まれ横浜編追加キャスト
池畑大悟(小日向文世),池畑輪子(りょう),池畑大輔(柳楽優弥),池畑美南(中村ゆりか),浅井和也(鈴木拓),矢野陶子(柊子),珍文棋(孫成順)
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まれ10週59話【感想】
今日は怒濤の展開でした!…というか能登
でテレビの前で番組が始まるのをわくわく
しながら待っている皆と同じ気持ちで、今
日は料理対決!と思っていたのですが、よ
もやその前の段階で終わってしまうとは
思いも寄りませんでした…^^;
今日のあらすじは、とどのつまり、極度の
上がり症の大悟がスタジオに向かうとい
う、言ってしまえばそれだけ、だったので
すが、これまで語られていなかった池畑家
に隠されたストーリが巧みに織り込まれて
いて、思わず引き込まれてしまいました。
まず、冒頭のみんなで大悟の行動原理「怒
り」を奮い立たせようとするシーンは面白
かった。言うにことかいて、ネッシーだの
古代分明だのみんなで畳み掛ける様には、
大笑いしてしまいました。それでも立ち上
がった大悟はまだ怒りのパワーが足りず…
とうとう文字通りトイレに逃げ込んでしま
います。
あの大悟が逃げるなんて!と思っていたら
、「看板を守ることの方が大事なんだ」と
言い出す始末…。大悟の自尊心は本当に
天井知らずなのか…とおもったら、
そうではないようす。
ここに店名「マシェリ・シュ・シュ」の
本当の意味が明かされます。
大悟にとっての「本当に愛しい人」
と言うのは死に別れた前の奥さんだったん
ですね…。つまりテレビ対決で負けること
で、妻との思い出の店を汚したくないとい
う気持ち。そんな大悟の気持ちをよくわか
っている輪子は「お店、たたんでもいいん
じゃない」と、言ってあげます。前の奥さ
んとの思い出も含めて大悟のことを愛して
あげているんだなと思いました。だから、
無理をしなくてもいい、といったのだと。
でも希の思いは違いました。
私は希が必死で大悟に語りかけるシーン
で、先々週のクリスマスのあたたかな情景
をを思い出しました。あのシーンは、再婚
同士の家族が本当の家族になった瞬間だっ
たのかもしれなかったですね。それくらい
重要なシーンだったのではないかと…。
そして美南が義理の父にあたる大悟の事を
本当に慕っている事、逆に、仕事人間の大
悟に複雑な思いを抱く大輔の気持ちを知っ
ている希は、語りかけます。亡くなった奥
さんの事を想って看板を守る(=店を畳
む)つもりなら、今、生きている家族の事
のために看板を守る事(=戦って賞金を勝
ち取る事)は考えないのか、と。
ここで試合を降りてしまったら、本当にマ
シェリ・シュ・シュは閉店。いくら大切に
したくても看板を下ろさなきゃならない事
になりますよね。
1話の幼少時代から欠かさず見て来て思う
のですが、苦労しながらも常に「家族」
(そこには桶作元治と文、そして外浦の皆
も含む)の事を大切にしてきた希らしい言
葉だなと思いました。だから、とても説得
力がありました。
そして!ついに大悟は決心します。力を尽
くして、その看板を守る為に戦うことを!
さあ、明日はとうとう対決ですね!
果たして結果は如何に!?