NHK朝ドラマ「まれ」ネタバレ28話(第5週)
2015年4月30日(木)放送予定分
「まれ」あらすじ【28話】
希が塗師屋「紺谷弥太郎」に到着するとそ
こでは圭太が安西に詰め寄っている真っ最
中でした。
「どういうことやいね!経営コンサルタン
トっちゃなんやいね!漆職人になりたいち
ゅうが嘘やったんけー!」
「でもね、ボクはボクなりに輪島塗りの役
に立とうと思って…」
と、安西は悪びれた様子もなくいい返しま
す。
そしていかにも合理的なビジネスプランを
披露します。
「まずは妥協してでも、輪島塗りをバブル
のころのように復活させる。それから改め
て理想を追及したらいい。」
すると、そこに立ってずっと聴いていた弥
太郎がついに口を開きました。
「もういい。輪島塗りの伝統や壊されても
いいがけ。妥協して作ったもんなんか、も
う輪島塗じゃないがね。」
「世の中は正論だけじゃ食って行けないんだよ‥」
嘆く安西に向かって、弥太郎は更に続ける。
「ほやけどな、何がどうなろうと正論だけ
じゃ、守り通さなならんこともある。お帰
りください。これ以上アンタと話す事はな
い!」
そうきっぱりと言い放ちました。
その言葉に、安西はもう何も返せなくなり、
その場を立ち去ってしまう。
しかし、全ては、市役所の企画、「輪島塗
りツアー」が引き起こした事。まれは翌日
弥太郎に謝りに行こうとしますが‥
そこで、圭太が弥太郎から破門されようと
している場面にばったり出くわす。
(ま、マズイ雰囲気っちゃ‥)
慌てたまれが割って入る。
「ち、ちょっと待ってくださ!
圭太のせいじゃなくて、うちが安西さん
をちゃ紹介したが間違いやったんです!」
と取りなそうとする希だったが圭太は
弥太郎の態度に激怒する。
「頼んで孫にしてもろうたわけじゃないわ
いね。なにが紺谷弥太郎の孫や、エラそう
に!孫で良かった事なんか一つもねえわ」
と悪態をつき家を飛出して行ってしまった
のでした。
■まれ 5週 出演 キャスト
津村希(土屋太鳳),津村徹(大泉洋),津村藍子(常盤貴子),津村一徹(葉山奨之),桶作元治(田中泯),桶作文(田中裕子),蔵本浩一(篠井英介),寺岡真人(塚地武雅),角慎一郎(ガッツ石松),蔵本はる(鈴木砂羽),寺岡久美(ふせえり),小原マキ(中川翔子),紺谷弥太郎(中村敦夫),紺谷博之(板尾創路),紺谷圭太(山崎賢人),蔵本一子(清水富美加),寺岡みのり(門脇麦),角洋一郎(高畑裕太),二木高志(渡辺大知)
まれ 5週28話【感想】
弥太郎と圭太、そして圭太の父博之の親子
3代に渡る確執が明らかになりました。博
之は怒るとなまりが出るんですね~。
そして漆にかぶれる体質だった事が悲劇の
始まりだったとは。あれだけ厳格な性格
なら、きっと、素晴らしい漆職人になった
だろうに、本当に気の毒ですね。
博之が弥太郎のことを目の敵にしている
のは、おそらく漆への愛情の裏返しなんだ
ろうなぁと思います。
そしてその気持ちを受け継いだ圭太が
人一倍漆への情熱を持っていた事もよく
わかりました。
弥太郎が希に見せてくれた漆器の数々は本
当に素晴らしかったですね。素手で触って
大丈夫なのかと心配になるほどでした。
あんなに素晴らしい品々がしまわれている
塗師屋と言うのは本当に重い伝統を背負っ
ているのだなと感動しました。
一方、圭太と一子のシーンも印象的でした
ね。わざと影絵のような演出にしたもの、
圭太と一子の「だらでふわふわ」な所がよ
く現れていると思いました。
地元で上手く行かないから東京に行こうと
言うのは本当に逃げでしかありませんよ。
それから気になったのは、徹の貝殻ビジネ
ス。なんだか怪しげな賛同者まで現れてい
ましたが大丈夫なのかな…?